入れ歯からインプラントへ −新しい歯科治療の時代−
歯を失った場合、従来は入れ歯や、ブリッジという方法で治療するのが主流でした。 しかし、入れ歯は手入れを怠ると不衛生になる上、噛む力も減退すると言われます。 また、ブリッジは入れ歯よりは違和感が無いものの、両端の歯を削る必要があり、支えとなる歯に負担をかけて様々な問題の原因となることがあります。
これらの問題点を解決したのがインプラントという方法です。
インプラントとは
インプラントは失ってしまった歯に代わる人工の歯です。 チタン製の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。しっかりと固定されますので、入れ歯のようにガタつきが生じることもなく、ブリッジのように他の歯に負担をかけることもありません。 生まれもった歯のような、ナチュラルな使用感が得られます。
きちんと手入れをすれば、20年や30年以上にわたり、治療効果が持続する上、本物の歯と区別が付かないほど自然で美しい外観ですので、若々しい口元を維持することができます。
インプラント治療の手順
- 1.検査と診断
- レントゲンを撮り、歯周病のチェックなど必要な検査を行います。 この検査により、インプラントが可能かを判断し、可能であれば具体的な治療計画を作成します。
- 2.歯根の埋め込み
- 顎の骨に、人工の歯を装着するための人工歯根を埋め込みます。 局部麻酔をし、30分から1時間程度で手術は終了します。 手術と聞くと二の足を踏まれる方もいらっしゃいますが、実際には普通の歯の治療と変わりません。
- 3.経過観察
- 埋め込まれた人工歯根が顎の骨としっかりと結合するには、数ヶ月かかります。 定期的に来院いただき、経過を注意深くチェックします。
- 4.人工歯の装着
- 人工歯根が安定したら、インプラントの上部構造を取り付けた上で、製作する歯の型をとります。1−2週間後には歯が完成しますので、装着の上調整して治療は完了です。
インプラントは専門家にお任せください
通常、インプラント治療はそれほど難易度の高いものではありません。 しかし、骨が細い場合や歯周病などを併発している場合など、高度な知識とスキルが求められる場合があります。 何より、ひとり一人異なる口腔内の状態に応じて、常に最適な治療を実施するには、専門家の豊富な知識と経験が必要です。 また、様々な専用機器などを備え、万全を期すとともに患者さんに負担の少ない効率的な治療を実現できるのは、専門のクリニックです。
インプラントは健康保険診療対象外です
残念ながら、インプラント治療は健康保険対象外の治療ですので、全て保険外診療となります。 使用するインプラント数や、被せものの材質、あるいは治療手順などにより治療費が異なりますので、事前にご相談ください。 尚、治療費、診査費、通院のための交通費は医療費控除の対象になります。 確定申告をすることによって還付金を受け取ることができる場合もあります。